今月23日から来日されるローマ教皇・フランシスコ猊下。
教皇の来日は1981年のヨハネ・パウロ二世以来38年ぶり2度目で、
今回猊下は、東京、長崎、広島を訪問される予定になっています。
さて今回は、猊下の来日に合わせて行われた、
菊地功・東京大司教のインタビュー記事からで、
日本における宣教活動の難しさを語っていらっしゃいます。
大司教によると、過去外国人宣教師は英語や文化のクラスを開設し、
それらを入り口として日本人を集めていましたが、
英会話塾の台頭や英語の義務教育化が進んだことなどから、
「英語のレッスン」という宣教活動の中心が失われることに。
そして日本に複数あるカトリック系の学校も、
長らく伝道の最後の強力な足がかりと見なされてきましたが、
国からの補助金にどうしても縛られてしまうため、
『カトリック』という名前だけが残り、
その独自性は徐々に失われているという実情があるそうです。
つまり、現在はカトリックに入信するきっかけすら減っており、
状況はますます悪化しているという事でしょうか。
関連投稿には、カトリック教徒の人々から様々な声が寄せられています。
その一部をご紹介しますので、ごらんください。
「何で日本人は宗教を混ぜるんだ!」 様々な宗教が入り混じる日本社会に驚きの声
翻訳元
■■■■■■ 以前から日本での布教は難しいと言われてたからね。
ポーランド□ 日本人は、日本本来の伝統を残し続ける事にこだわってる。
あの国での布教が難しい理由はその辺にあると思う。
オランダ ■ 伝統を残そうとする事は悪いことじゃないけどね。
そして布教によって他の国の文化を破壊することは、
大罪以外の何ものでもないと思う。
アメリカ □ いや、言ってることは分かるよ。
だけど日本人は「純度」とでも言おうか、
そういうものが高すぎるように感じるんだ。
+1 ■ 僕のおじいちゃんとおばあちゃんは日本で30年以上、
バプテスト教会(※プロテスタント系)の宣教師をやってたんだ。
カトリックと同じように難しかったんだろうか。
あるいは戦後間もない時期だったから、
今よりは受け入れられやすかったんだろうか。
アメリカ■ 布教が困難な国だからこそ、偉大な司祭や信仰が生まれるんだよ。
「
秋田の聖母マリア」を思い出してくれ。
日本に神のご加護がありますように!
+2 アメリカ■ 16世紀に多くの日本人が改宗したけど、
当時と同じような布教の仕方をすれば良いのでは?
ブラジル■ ちなみに自分は日本滞在中にカトリックに改宗した。
日本人が駅でミサに関するチラシを配っていて、
それで興味を持ったのがきっかけだったんだ。
+3 アメリカ■ 日本にはホンネとタテマエがあるから、
彼らの真意を読み取るのはなかなか難しい。
フィリピン海外「本当に礼儀正しい国民だ」 本音を隠す日本人の真意に外国人が感銘■ 日本で暮らしてた友人に戻ってきてほしい!
日本では宣教師が全然足りてない!
国籍不明■ 俺は今の偽物のカトリックは日本に広まって欲しくないけどね。
実際のところ、本気でそれを願ってないんだ。
アメリカ■ 日本が大好き。
カトリック教徒の息子が日本の米軍基地にいるの。
息子はいつも日本人と日本文化に最大級の賛辞を送って、
美しく素敵な人たちだって言ってる。
日本人がジーザスを学ぶ日がきますように❤️
+6 アメリカ■ アメリカのミッション系の学校でも上手くいってないよ。
少なくとも十分とは言えない。
アメリカ■ 聖ペトロ会を日本に呼ぶために伝統的なラテン典礼を復活させよう。
そうすれば日本での状況は劇的に変わるはず。
+4 フランス■ 本物の福音伝道は簡単じゃないから。
一番の親友や親戚でさえ改宗させるのは難しい。
しかしそれでもカトリック以外に真実はない。
ナイジェリア■ 誰かカトリックのアニメを作ってくれればいいのに。
アメリカ「日本人は無神論だから」なぜアニメにはキリスト教を扱った作品が少ないの?■ カトリック関連の良いニュースを日本に伝え続けよう。
結局のところ人を動かすのは言葉なんだから。
アメリカ■ 一般的に、福音伝道はアジアでは難しいとされてるよね。
ベトナム ■ アジアに限らずどこでも難しい。
だけど中国や韓国ではここ数十年でかなり信徒が増えてるし、
ベトナムとフィリピンでは変わらず盛んだ。
+1 アメリカ■ いつか日本は広く福音化されると思います!
全能の神は日本人を物質的な豊かさだけではなく、
精神的にもさらなる豊かさをもたらすでしょう。
+2 日本在住■ 日本での布教活動は何度となく壁にぶつかってきてる。
それでもまた新たな伝道の手段が見つかるはずだ。
+12 フィリピン■ 日本では宣教師がいない期間が300年続いたけど、
それでもカトリックの灯が消える事はなかった。
しかし1969年にミサの様式が変わった事で、
日本からカトリック教徒は減ってしまっているんだ。
イタリア■ 「沈黙」(※遠藤周作の小説)を読むことをオススメする。
ちなみに映画版は原作を超えてるよ。
アメリカ海外「日本文学は傑作の宝庫」 外国人が人に薦めたい好きな日本の文学作品■ 日本でカトリック教が受け入れられてないなんて悲しい……。
だけど祈り続けるしかないね……。
+2 フィリピン■ 共産主義の中国とは違って日本はまだ希望がある。
イギリス■ 日本は宗教と一般社会がはっきり分かれてるんだ。
だからカトリック教徒はずっとカトリック教徒だし、
それはシントウでも仏教でも変わらない。
+3 南アフリカ■ 私の日本の友人の1人は珍しくカトリック教徒だった。
だけど教会には行かないって言ってたよ。
教会はお金を求める事しかしてこないからって。
これはあくまでも一例だけどね。
+1 アメリカ■ 日本人はどの国民よりもキリスト教徒的なのに、
一切触れようとしないのはもったいない気がしてしまう。
キリストの光が日本に注がれますように。
フィリピン■ 日本人はかなり愛国心が強いからね。
そしてあの国にはシントウがある。
それは日本のアイデンティティの1つなんだよ。
当然キリスト教に改宗してもらうのは難しいさ。
アメリカ■ だって日本は今のままでも平和で繁栄してるもん。
ナイジェリア「日本はどんだけ平和なんだ…」 日本の一般的な防犯対策に海外から驚きの声■ でも福音伝道における「成功」って、
絶対に数の問題ではないと思うんだよ。
+1 アメリカ■ 70年代にヨコハマとトウキョウにある、
インターナショナルスクールに通ってました。
どちらの学校も人が本当に素晴らしかった。
あんなに素晴らしい人たちに出会ったことはないくらい!
日本での学校生活が本当に恋しい!!!!
+2 アメリカ■ 日本人がカトリック教徒にならない。
それもまた神の意思だと言えるんじゃないかな。
インド
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