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パンドラの憂鬱

外国メディアの記事などに寄せられた、海外の反応をお伝えします


海外「心からの敬意を」 世界中の数学者が愛する日本製のチョークが話題に

今回は、今年3月に廃業した羽衣文具の高品質なチョークを、
世界中の数学者や教授が買い求めている、というニュースから。

日本でも多くの学校などから指名買いされている羽衣文具のチョークは、
海外では「チョーク界のロールスロイス」とも称されているほどの品質で、
スタンフォード大学のブライアン・コンラッド教授は羽衣文具の廃業にあたり、
今後15年分の羽衣文具のチョークを買いだめされたそうです。

なぜ多くの学者や教授がホワイトボードよりも黒板とチョークを好むのか、
その理由も紹介されているのですが、1つはホワイトボードは掃除に多くの手間がかかり、
洗浄液なども用いる必要があるため、より維持費用がかかるという点。
そしてもう一つは、ホワイトボードマーカーのインクはいつ切れるか分からない、という点。
これは学者などにとって、通常考えられているより遥かに大きなストレスになるそうです。

「羽衣文具の廃業は数学界の悲劇」という一文もあるこのニュース。
海外から様々なコメントが寄せられていたので、その一部をご紹介します。

chalk.jpg




翻訳元




■ 元教授だが、このチョークの品質の素晴らしさを私も保証しよう。
  本当に信頼できる品質で、黒板にはっきりと書くことが出来るんだ。
  そして、マーカーがいきなり切れてしまう問題はまったくその通り。
  ホワイトボードが黒板のように綺麗になることはないという点にも同意する。




■ 優れた企業が廃業したっていうニュースを聞くと、
  他の分野にシフトすることは出来なかったのかって不思議に思うんだよ。
  例えば元々ニンテンドーはカードゲームを作る会社だったりとか、
  そういうケースが色々とあるわけだしさ。




■ 時々「理論物理学ペリメーター研究所」に行くんだけど、
  優れた実績のある研究室や会議室には黒板しかなかったよ。




■ 黒板のほうがホワイトボードより優れてたし、それはこれからも変わらない。
  どれだけ丁寧に掃除しても、特別なクリーニングをしない限りは、
  しばらくしたら使い物にならなくなっちゃうからね。
  黒板なら簡単に、キッチリと綺麗にすることが出来る。
  



■ やっぱ、黒板とチョークってロマンがあるんだよな。
  特に数学を愛し続けてきた人間にとっては。
  だから彼らの落胆は理解できる。
  だけど学校ではタッチスクリーンが常識になって欲しい。
  チョークの粉に塗れた気難しい教授を見てるよりも、
  多くの学生が数学に興味を持つことになるだろうから。    




■ 数学者は団結せよ!
  あの会社の資産を買い占めて復活させるんだ。 +8




■ ニッチ産業で日本が生み出してる高品質な製品の多さには驚かされる。
  本当に凄い国だと思うよ日本は。 +190 



   ■ それは日本の製造業の性格と関係してんだよ。
     彼らは継続的に小さく洗練させていき、新しいモデルの製品を頻繁に出し、
     そして消費者の反応を注意深くうかがうという傾向がある。
     海外に輸出されてないモデルが日本にはやたらあるんだ。
     新たなモデルが次から次へと出てくるのにはかなりうんざりする。 +34 



   ■ 俺も日本製のシャーペンを持ってるんだ。
     中学の終わり頃か高校に入学したての頃からずっと使ってる。
     少なくとも9年とかは壊れずに使えてるよ。 +2 



   ■ 日本のエレキギターを蒐集してる。
     彼らがエレキを作り始めた70年代後半のものがメインなんだけど、
     世界最高クラスのオリジナルなデザインを持ってるね。  



   ■ 日本にはいまだに円型計算尺を作ってる会社まであるんだ。
     その内日本に行って、何個か買い集める旅に出なきゃって考えてる。 



   ■ 日本製品のイメージが「安かろう悪かろう」だった頃を覚えてるよ。
     今はどうかって? 「Made in Japan」の文字は、
     「Made in Germany」と同じくらい光り輝いてる。
     日本のエンジニアリングが大好きだ。素晴らしい。 +2 



■ チョークの手触りが大好きな俺って変かな? +1



 
■ つまり数学者にとってのハゴロモチョークは、
  プログラマーにとってのメカニカルキーボードなのか? +5   

  (※キーの内側に機械式のスイッチやバネが仕込まれているキーボード)




■ 6年間黒板の前に立っていた人間として、心からの敬意を表したい。
  そう、この世界には「チョーク」と「素晴らしいチョーク」の2つがある。




■ そんなに質が良いなら何でニッチ産業のままで、結局廃業になっちゃうんだ?
  マーケットは雄弁に語るもんだよ。




■ 他の高品質なチョークの存在を誰も知らないのかねぇ?




■ 他の日本製のチョークも同等の品質だぞ。
  俺はリカガク((※日本理化学工業)のを使ってたことがあるんだけど、
  同じくらい黒板に映えるし、粉も出にくい。 +17




■ このニュースのおかげで今日が落胆の日になってしまったな……。 +2




■ ハゴロモのチョークだと文字をハッキリと黒板に書けるし、
  消すのも楽で、折れてしまうことも少ない。
  それに他のメーカーと違って、あの嫌な音が出ない気がする。 +2
  



■ ちなみにホワイトボードマーカーにおけるロールスロイスは何だろ? +10



   ■ 個人的にはEXPOのマーカーだと思うけどどうだろ? +3 



   ■ そりゃあやっぱチョークだろ。 +28  



■ 今現在アマゾンだと72本入りで60ドルになってる。 +10



   ■ 去年に同じ物を買ったんだけど、その時は20ドルだった。
     たった一年で3倍になってる……。 +5     



      ■ 僕の秘書はハゴロモのチョークが入手困難になることを見越して、
        何箱か買っておいてくれた。感謝の言葉を伝えたよ。 +3


 
■ 人気の商品ってわけじゃないと思うんだけどな。
  チョークの質を気にするのは数学者くらいのもので、
  さらに言うとその数学者の数自体も限られてるわけじゃん。
  ハゴロモのチョークはこっちでは業務用の販売もされてない。
  それってつまり、そこまで利益にならないからでしょ。 +9




■ ハゴロモのチョークは他のチョークとは何が違うんだろうか?
  それからそんなに人気なら、どうして破綻しちゃったの?
  あと、技術を継いだ会社が劣化した製品を販売する恐れはない? +14



   ■ 硬度が絶妙なんだ。材料に牡蠣の殻が使われているから、
     実に丁度いい柔らかさで、真っ白な仕上がりになってるんだよ。
     粉も出ないしね。ワックスが薄く何重にも付けられてるから、
     手を汚すということもないっていうかなりの優れ物。 +52



      ■ 数学者のベンソン・ファーブ教授も常に使ってる。
        ハゴロモが廃業する前に、チョークが入った大きな箱を運んでたよ。
        何百ドルもかかってしまったようだったけど、
        その時の教授は購入出来たことにかなり興奮してて、
        色んな研究室に見せびらかしに行ってた。 +12



■ ハゴロモが廃業したって?
  最後の一箱がなくなっちゃったばかりなんだよ。
  本気でショックだ。NOーーー。 +79



■ チョークに35ドルも出してしまった。 +22



   ■ 僕も買いだめしておいたよ……。 
     この前同僚のティーチングアシスタントがくれてさ、
     その時の僕はハゴロモが廃業してしまったことを知らなかった。
     ハゴロモのチョークで黒板に何かを書く。
     その行為は、喜び以外の何物でもない。 +6




  



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[ 2015/06/18 23:00 ] 社会 | TB(-) | CM(-)



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