30日から2日間の予定で訪日されていたフィリピンのドゥテルテ大統領。
来日は2016年10月に続いて2度目で、安倍総理との首脳会談や、
天皇皇后両陛下とのご会見に臨まれました。
来月半ばにASEAN関連首脳会議で安倍総理と会談するにもかかわらず、
その直前に訪日したのは、シャトル外交の形を堅持することで、
日本との緊密な関係を示す狙いがあると考えられています。
共同声明で日本は、今後5年間で1兆円規模の官民貢献策を実施する事を表明。
マニラ首都圏のインフラ開発などが主な協力分野になるのですが、
現地で特に注目されていたのが、マラウィ市の復興支援です。
マラウィ市はイスラム過激派によって今年5月に占拠され、
先日にようやく解放と戦闘終結が宣言されたばかり。
破壊された街の再建が急務となっている中、日本から支援が表明された事が、
フィリピンの方々に大きな感動を呼んでいます。
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