現在ベトナムで進められているハノイ都市鉄道プロジェクト。
2A号線(カットリンーハドン間)を中国企業が請け負っていることから、
中国政府が2億5000万ドルの融資を行うことで合意がなされていました。
ベトナム側は、8月ごろから融資の早期受け取りを求めていたのですが、
いまだに融資が受けられず、今月に実施予定だった試運転が延期されています。
この計画は建設開始の2012年以降何度も遅延が繰り返されているのですが、
記事ではその理由として、中国側の融資が「複雑」である事と、
定期的に起こる小さな事故やアクシデントが原因であるとしています
(日本が担当する1号線では事故が一切起きてないそうです)。
なお、当初は推計約5億5000万ドルとされていた建設費も、
現在では約8億7000万ドルにまで膨れ上がっています。
この件が、現在ベトナムでよりもタイで大きな話題になっているのですが、
それはバンコクとタイ東北部の都市を結ぶ高速鉄道が中国の技術で造られる為。
次は自分たちが「被害者」になるのではと、戦々恐々としています。
「だから日本にしておけば」
ベトナムへの同情の声とともに、そんな声も多く寄せられていました。
海外「やったー、日本製だ!」 日本製の鉄道車両の到着に沸くタイの人々