今回は、ドイツの司会者で、非営利団体の理事を務める、
ミュラー・クラエナー氏による投稿からで、
日本を「模範の国」とした上で、
優れた公共交通機関、路上駐車のない市街地、
競争力のある自動車産業を日本の素晴らしい面として列挙。
その上で「なぜドイツでは全て不可能なのか」と嘆いておられます。
世界的に見ればドイツの公共交通機関は充実していますが、
日本の鉄道と比べると、時間の正確性などに難があります。
また、市街地(住宅街も)には路上駐車が多いという問題も。
そして自動車産業も、ドイツ自動車工業会が今月11日、
「もし野心溢れる計画で競争力や強みを守らなければ、
ドイツの自動車産業は永遠に国際市場から淘汰される」
と相当な危機感を表明するなど、厳しい状況にあります
(独VWの販売台数は2019年に1100万台で世界一だったが、
2022年には826万台と大きく数字を落とし続けており、
現世界一のトヨタ(1048万台)との差は拡大している)。
当然それぞれの国には一長一短があるはずですが、
多くのドイツ人が、現状には大きな不満があるようでした。
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